住まいに対する意識
柳橋~納屋橋間の映像です。 新緑がひときわ色鮮やかです。
こちら名古屋もカラ梅雨、最高気温30°を上回る日が続きましたが、明日19日
から久しぶりの雨となり、美しく濡れたアジサイが見られそうです。
国土交通省は5月10日、建築確認申請件数2013年3月分を発表しました。
木造2階建てなど小規模な建築物が前年比10.6%増の36,654件、8カ月連続
で前年に比べプラスとなりました。 それ以外の建築物も同3.5%増の13,480
件と6カ月連続のプラス、全体でも8.6%増の50,134件で8カ月連続で前年比
プラスが続いています。
また、先月発表になった2012年の全国マンション発売戸数は前年比8.4%増
の93,861戸と3年連続のプラスでした。 90,000戸を上回ったのは4年ぶりとの
ことです。
東日本大震災の影響で落ち込んだ2011年の反動で東北は1,427戸と47.6%
の大幅増。 三大都市圏は首都圏が2.5%増、近畿圏が15.1%増となる一方、
中京圏は3.4%の減少。その他の地域では九州が32.3%増と目立った伸びと
なりました。
次に、2013年版土地白書による住居に対する意識調査で、「土地・建物両方
所有したい」と持ち家を希望する回答が79.8%と12年ぶりに7割台に低下した
一方、「借家(賃貸)でも構わない」は12.5%と1993年度の調査開始以来、
過去最高です。
国土交通省の担当者は「所得や経済環境を考慮し、持ち家所有にこだわら
ない風潮が広がっているのかもしれない」としています。 希望の住居形態に
関する質問では、「一戸建て」との回答が71.3%にとどまり、過去最低だった
昨年の70.6%に次ぐ低水準でした。 一方「マンション」は10.4%と過去3番目
に高い数値になりました。