石工の技術
石には木材のように等級があること知っていますか?
五段階に特級・一級・二割・カレイ・二級に分類され青みが強く石目が細かいものが特級と位置付けられるようです。
その最高級石材が採掘され歴史的にも国会議事堂や赤坂離宮など重要建築物にも使用されており信頼性が高く歴史ある
愛媛県今治市大島に行ってきましたので少し書きます。
今回、福岡市中央区平尾に当社開発案件でTHE PEAKS 浄水ヒルズ(超富裕層向けマンション)を
開発中ですがエントランスに迫力ある石を配置する計画です。その石が採掘される現場がこちらです。
まさに、子どものころ見ていた仮面ライダーの終盤の爆破シーンででてくるようなところでした。
また、墓石の採掘場としてここはまさにマグロでいうと大トロだそうです!
確かに、青みがありきめ細かい感じが伝わってきます。
今回、エントランスで採用する大島石のモックアップです。
石の表面(皮肌)には永い年月を掛けてできた表情があり唯一無二の建築資材です。
等級では言い表せないまさに芸術品です。
出隅になる部分には皮肌が90度に天然形成されているものしか使えず、使えたとしても
加工中に割れが生じたりすることもあり一つの役物を成形するのに採掘する石の量は何十倍の石を採掘する為
商品の希少性の高さを感じさせられました。
また、石工の加工技術についても飛躍的に向上しており写真をご覧ください!
圧巻です!
針も通らないびっちりとした合わせ技です。
以前の技術も大変すばらしいですが、更に高みを目指した石工の拘りとその資材をもっと希少性のある建築資材にしたい
と思われた建築関係者に頭が下がります。
墓石は年々減少傾向と聞きますが、新たな建築資材として石工の技術継承としても注目したいものです。
建物は2026年年明けに完成します!
拘りは石だけではなく、建物に沢山散りばめています。
超富裕層向けのTHE PEAKS 浄水ヒルズの完成ご期待ください。
リビングコーポレーション 福岡支店 鬼木