アパートのデザイン・その舞台裏!
だんだんと、春の足音が近づいて参りました。
新生活がスタートする方々も多く、準備に追われながらも希望に胸が膨らむ、そんなシーズンですね。
かく言う私も、最近引っ越しをしました!
部屋はまだ住める状態ではありませんが…片づけ頑張ります、設計部の宮崎です。
さて、本日は設計の舞台裏を特別に公開したいと思います!
設計業務と言っても多岐にわたりますが、今回は木造アパートの外観デザインについて…
私どもが手掛けるアパートにおいて大切にしているものは、やはりオンリーワン。
弊社のアパートには、パターンは一切ありません。
地域性や敷地形状に合わせて一棟一棟いちから設計していく事が、オーナー様や入居者様はもちろんの事、地域住民の方への配慮へも繋がっております。
外観のデザインを進めるにあたっても、まずは計画地の周辺環境を見て、イメージを膨らませます。
例えば、海の近くであれば、白い壁のシンプルな家が似合うなぁ…とか
市街地であれば、シックでモダンな家が似合うなぁ…とか。漠然と頭に浮かべます。
この最初の軸を定める事がデザインの肝になります。
さてここからは、先ほどの軸に肉づけをしていきます。
参考写真や、会社にある膨大な外壁サンプルを引っ張り出し、あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返します。
作業風景はこんな感じ(この机の上の状態は、まだきれいな方です…)
この段階からCGパースを起こし、外観のイメージを固めていきますが、
ここでも、パースを見ながら修正を重ねます。
このような段階を経て、ようやくデザインが決定するのです。
あとは現場の職人さんの手により、一枚一枚丁寧に施工されていきます。
ここで豆知識…
木造の住宅でよく使用されている「サイディング」という外壁材は、
だいたいのものが高さ約45cm、幅約3mの規格で出来ています。
これを張り合わせて、建物の外壁にしていくわけですね。
サイディングの主原料はセメントですので、一枚でもかなり重たいんですよ。
こんな外壁材で建物が覆われていたら、なんだか安心ですよね。
今回は、設計部の舞台裏を少しだけ紹介させていただきました。
今後も、一棟一棟想いを込めて作り上げていきます!
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