エアコンメンテの必要性
名古屋支店工事チームの宮川です。
オーナー様の大切な資産であるマンション・アパートの。
メンテナンス・リフォーム・改修工事を担当しています。
28日に九州南部の梅雨明けが発表されました。
名古屋支店管轄である東海地方も、そろそろ梅雨明けとなりそうです。
在宅、リモートワークなど働き方変革の中で、自宅にいる時間が
多くなり、エアコンも一日中作動させることが多くなっていると思いますが、
エアコンに不具合が発生すると本当に困ります。
ここで、不具合の事例の一つとして、
「エアコンから突然水が垂れてきた!」
「気づいたらエアコン室内機の真下の床が濡れていた!」
このようなエアコン不具合が発生した事例と要因、解消策を説明します。
①エアコンルーバーから水が垂れる
エアコンルーバーを下向きにすると、冷やされた風がルーバーに当たります。
そのまま作動させると、ルーバーに結露が発生します。
コップの側面に水滴がつくのと同じ現象です。
これを防ぐには、ルーバーを上向きにすれば解消されます。
②エアコンの奥から水が垂れる
ルーバーを上向きにし、結露も発生していないのに、ルーバーの奥や
室内機の底面から水が垂れてくる場合、考えられるのはフィルターの目詰まり、
熱交換アルミフィンの目詰まりが考えられます。
フィルターなどに誇りが詰まると、エアコン内部の空気の流れが悪くなり、
熱交換部に一定時間空気がとどまることにより局所的に冷却されてしまうため、
エアコン室内機のいろんな部分に結露が発生します。
その結露水がファンで風と一緒に押し出される現象です。
また、エアコン内部には結露水を受けるドレンパンという皿があり、
皿で受けた水を外部に流し出しているのですが、フィルターが詰まると
適切に流されなくなりあふれ出すことも考えられます。
定期的な清掃を心掛けましょう。
③上記①②を正常にしても垂れてくる
一度室外機を確認してみてください。
室内機で発生した結露水は外部に排出されるので、冷房作動時には必ず
室内機に接続された排水管が外部に出ているので、そこから水が流れているはずです。
これが流れていない、もしくはごく少量であった場合、ドレン排水管の詰まりが考えられます。
室内機裏の外壁に水が垂れていた場合、先ずは配管の詰まりを疑います。
詰まりの原因の多くは、クモや昆虫などの住みかとなっていたり、、、、
あまり考えたくないかもしれませんが、一年作動させていないホースは
虫たちにはいい住処だということです。
排水管を掃除機などで吸引すれば解消されることが多いです。
水道ホースなど水流で洗い出すことも効果的です。
これからますますエアコンを使う機会が多くなると思います。
定期的なメンテナンスを行うことで、室内及び壁内への水漏れリスクが軽減し、
建物の資産価値を高い水準で維持することができます。
少しでも不具合があれば、何なりとご相談ください。
マンションリフォーム・リノベーション工事・大規模修繕工事のことなら、
リビングコーポレーションにご相談下さい。