令和、万葉集、愛知県
こんにちは。名古屋支店 伊藤です。
あと1週間で平成が終わり、新たに令和の時代となります。
令和の典拠が万葉集にあることが話題になっていますが、約1300年前に、京から遠く離れた九州の大宰府で、梅の花を題材に皆で歌を詠むみやびな催しがあったということに感慨深いものがありますね。
ちなみに、「愛知県」の県名も万葉集と縁があり、名古屋市熱田区辺りの海岸(現在海岸は遥か南にありますが)を、昔は「年魚市潟(あゆちがた)」と言ったそうで、これが「愛知」の由来なのですが、万葉集では「桜田へ 鶴鳴き渡る 年魚市潟 潮干にけらし 鶴鳴き渡る」(意味:桜田(名古屋市南区辺り)へ鶴が鳴き渡ってゆくよ。年魚市潟は潮が引いたらしい。鶴が鳴き渡ってゆくよ。)という高市黒人の歌などに詠まれています。
愛知県には他にも歌が詠まれた場所がいくつもあります。
「潮さゐに 伊良虞の島辺(しまへ) 漕(こ)ぐ舟に 妹(いも)乗るらむか 荒き島廻(しまみ)を」(意味:潮騒の中、伊良湖の島辺りを漕ぐ船に、愛しいあの人は乗っているのだろうか。波の荒い島の辺りを。)
「夢のみに 継ぎて見えつつ 小竹島(しのじま)の 磯越す波の しくしく思ほゆ」
(意味:夢の中にだけ見え続けるあなたのことを、篠島の磯を超えて来る波のようにしきりに思ってしまう。)
伊良湖や篠島を舞台にした歌ですが、1000年以上前の人もロマンチックだったんですね。
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