2018.新年度・リフレッシュ
春たけなわの季節となってきましたが、ここ数日、昼と夜の気温差があり、少々暖をとっています。
名古屋支店設計部の中島です。
こちら地元名古屋の劇場の話題からご紹介します。
まず、中区栄の「中日劇場」です。
名古屋3大劇場の一つで文化・芸能の発信拠点を担ってきましたが、3月25日に最後の公演を終え、
52年の歴史に幕を閉じました。
1966年の開業以来、ミュージカルや歌舞伎など2200を超える公演で市民らに親しまれてきました。
その中日ビル建て替えが2016年9月に報道発表、老朽化と耐震性能不足を主な理由に、
新ビルの建て替え工事が行われるためです。
ビルを訪れた主婦は「長年宝塚が楽しみだった。閉館は残念だ」と、近くの自営業の女性は
「名古屋の文化に必要な施設がなくなるのは寂しい」と話しました。
もう1か所が中区伏見の「御園座」です。
名古屋市の劇場文化を120年あまり担ってきました。
しかしながら経営再建に伴う建て替えのため2013年3月に閉場、昨年10月に地上40階、
地下1階のビルが新築され、2~5階が新劇場となりました。
そして4月1日、5年ぶりに開場し、約1200人のファンらが、着物姿などで詰めかけ、
松本白鸚(はくおう)さん、幸四郎さん親子が襲名披露するこけら落とし公演が始まっています。
新劇場は2015年に着工、建築家の隈研吾さんが設計監修。
「中心市街地の活性化」「伝統の継承と発展」を意識、「朱がかった赤『御園座レッド』を全体に使い、
大きくくり抜かれたようなエントランスからロビー・ホールまで朱を基調とし、劇場とつなぐように
歩道を(従来の)何倍にも広げて朱で彩り、外壁はこれまでの建物にもあった『なまこ壁』を
LED導入し夜に光の演出を」とのコンセプトです。
さて、3月の竣工物件から屋根付駐輪場を設置しました中村区エリアの2棟をご案内させていただきます。
● TRIUMPH名駅
市営地下鉄桜通線「中村区役所」駅徒歩8分・「名古屋」駅徒歩13分に位置するワンルーム9戸の物件、
名古屋駅まで自転車で7分程度、梁が片持ちタイプ6~7台用です。
● Cherim本陣高道町
市営地下鉄東山線「本陣」駅徒歩8分に位置するワンルーム9戸の物件、
名古屋駅まで自転車で15分程度、柱位置がT型タイプ9台用です。
これまで住戸面積を最優先、駐輪スペースは戸数の1/2程度の計画でした。
通勤・街への買い物に自転車で移動するため、その保有率が上がり、本陣高道町につきましては
戸数分の屋根付駐輪場を設置しました。
先週6日から始まった春の全国交通安全運動(15日まで)の重点項目の一つに
「自転車の安全利用の推進」が掲げられています。
その利用五則の内、特に、車道は左側通行を、夜間のライト点灯、信号遵守と交差点での一時停止を
確認実行と考えます。
3月より、中川区地下鉄東山線「八田」駅徒歩7分の用地で2棟建てを、西区地下鉄鶴舞線「庄内通」駅
徒歩5分の用地でそれぞれ工事着手、さらに現在、中村区地下鉄東山線「中村日赤」駅徒歩6分の用地で、
「本陣」駅徒歩4分の用地で2棟建てを、それぞれ設計・建築確認申請を進めています。
アパート経営・マンション経営・不動産投資・土地活用は是非ともライフリビングにお任せください。