いつもブログを見ていただきありがとうございます。福岡設計チームの本田です。

今回は今年に竣工したquador唐人町Ⅱの魅力を紹介したいと思います。

立地は福岡市中央区にある唐人町駅から徒歩4分、ドーム球場や大濠公園が近隣にある閑静な住宅街です。

商店街や多くの寺社があり、古い町並みが残る地域で、老若男女が暮らしやすい人気のエリアです。

この建物は敷地内の緑化による環境配慮や、高い省エネ性能が評価され、CASBEE Aランクを取得しています。

 

【外観】

quadorシリーズの特徴としては、外壁は主にコンクリート打ち放しとタイルで構成されています。タイルはアースカラーのものを採用し、街並みに馴染みやすくしています。

また、コンクリートの打放し面はフッ素樹脂塗装とし、長期間きれいな状態が保てます。

入居者への配慮としては、バルコニーの手すりを不透明なものにしたりルーバーを設置することで、外部からの視線を遮るようにしています。

 

【共用部】

エントランス部分は、建物から少し奥まらせるようにして、雨水の侵入に配慮しています。

また建物内に引き込まれるよう構成しました。中に入ると、ダークトーンの落ち着いた雰囲気になっています。

エントランスドアはオートロックで、防犯カメラの撮影画面があり、安心して建物内に入れるようになっています。そのエントランスドアに向かって白いタイルを通路上に配置しています。アプローチが誘発され、歩いていて楽しいエントランスを演出しました。

自転車やバイクが濡れないよう、屋内駐輪場も確保しています。共用廊下の壁はマットな質感の仕上材で、光が壁にあたると柔らかい表情になります。

玄関は利便性、防犯性を考慮し、電気錠になっております。共用部を彩る黄系の部分は、EVや玄関から漏れ出す光が強調されてより鮮やかに共用部を彩り、家に帰ってくることが少し楽しみになれるように演出しました。

 

【住戸内】

室内は様々な入居者様に選んでいただけるよう、どんなインテリアにもなれる白を基調としたシンプルな色合いにしています。

quador唐人町Ⅱは様々な住戸タイプがあるのですが一例としては、キッチンからリビングに視線が抜けるオープンな部屋や、部屋の奥まで光が届くガラスの間仕切り壁がある部屋があります。入居者様が暮らしやすい部屋を目指して計画しています。

 

今回は、qador唐人町Ⅱを紹介しました。入居者様に長く使い続けられ、オーナー様や地域の方々に長く愛される建物を目指して商品開発に取り組みたいと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

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